iOS 16でのアプリテスト用デベロッパーモードの有効化方法
iOS 16以降で開発やテストを行う開発者にとって、内部配布ビルドやローカル開発ビルドを直接iPhoneやiPadで実行するには、デベロッパーモードを有効にすることが重要なステップとなります。このガイドでは、iOSデバイスでデベロッパーモードを有効にする手順を説明します。
前提条件
開始する前に、iOSデバイスに開発ビルドがインストールされていることを確認してください。この設定は、デバイスごとに1回のみ必要です。
デベロッパーモードを有効にするためのステップバイステップガイド
ステップ1:デベロッパーモードアラートの表示
ビルドをデバイスにインストールした後、アプリのアイコンをタップします。デベロッパーモードを有効にするよう促すアラートが表示されます。OKをクリックして続行します。

ステップ2:デベロッパーモード設定へのアクセス
iOSデバイスの設定アプリを開き、プライバシーとセキュリティに移動し、デベロッパーモードを選択します。
ステップ3:デベロッパーモードの有効化と再起動
デベロッパーモードのトグルをオンにします。変更を適用するためにデバイスの再起動が必要というプロンプトが表示されます。再起動をタップして再起動を開始します。
ステップ4:有効化の完了
デバイスが再起動し、ロックを解除すると、システムアラートが表示されます。有効にするをクリックし、要求されたらデバイスのパスコードを入力してデベロッパーモードの有効化を完了します。
これでデベロッパーモードが有効になり、内部配布ビルドやローカル開発ビルドを完全に利用できるようになります。
なお、同じ設定からいつでもデベロッパーモードを無効にすることができますが、再度有効にする場合は、これらの手順を再度実行する必要があります。
デベロッパーモードを有効にする代替方法
上記の方法で問題が発生し、Macにアクセスできる場合は、iOSデバイスをMacに接続して、Appleの公式ドキュメントの指示に従ってデベロッパーモードを有効にすることができます。
これらの手順に従うことで、iOS 16以降を実行しているiOSデバイスでアプリのテストと開発を効果的に行う準備が整います。